行動心理学とマーケティングについて
先週、立て続けに行動心理学に基づいたマーケィングの話題があったので。
消費者が目にする全てのマーケィングタッチポイントには、ついつい目にしてしまう”理由”ある。その理由をいくつかの法則に分割してあげて、ついつい見てしまう広告の原理原則を示したもの。
昔から行動心理学の分野では良く知られていた手法や原理だが、実際のマーケティングの事例に取っていくつかの法則を眺めていると面白い。 昨今のデジタルマーケティングを始めとしたテクノロジーの進化で、効果、結果が即時解るようになってきたが、大事なのは”何故”その結果ができたのか、またより良くメッセージが伝わるには”どうやれば良いのか”になる。限られた時間、リソースの中で良いものを作るなかで原理原則を知って判断することは、闇雲に作るものより遥かに良い。
"愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ"」オットー•フォン•ビスマルク
"Fools say they learn from experience; I prefer to learn from
the experience of others." Otto von Bismarck
参考になる書籍
- 「人を動かす」広告デザインの心理術33 - 実際の事例が豊富に乗っており、法則がどういった風に活かされているかが解りやすい。
- ファスト&スロー 我々の直感は間違ってばかり? 意識はさほど我々の意思決定に影響をおよぼしていない? 心理学者ながらノーベル経済学賞受賞の離れ業を成し遂げ、行動経済学を世界にしらしめた、伝統的人間観を覆す、カーネマンの代表的著作。2012年度最高のノンフィクション。
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