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英文での職務経歴書(レジュメ)
Resume(レジュメ)とも呼ばれ、外資系企業の転職における中途採用では日本語での履歴書、職務経歴書より重要視されます。企業によってはCVとも表記しており、これはラテン語のCurrriculum Vitae の頭文字からCVと来ています。
書き方に関しても、外資系企業では即戦力を部門別で採用するため、いかに応募ポジションにて自分の経験やスキルが適しているかを明確にアピールするように書くことが求められます。日本人が書いていくと「これは書きすぎ、ちょっと言い過ぎじゃないかなぁ」と思うくらい違和感は覚えるかもしれません。
テンプレートやフォーマットに関してはこちらも参照
履歴書での頻出英語表現の事例とまとめ
実際に転職の際に使用するような英語表現の例をあげました。職務経歴書における英語表現の参考にして下さい。
部下を指導した
マーケティングマネージャーとして、5名の部下に対する指導及び評価を担当した。
Marketing manager - Managed marketing division. Supervised 5 staffs, evaluated performance.
英語では部下のことを ”Subordinate" や "people under me" と表現することはないので注意です。StaffもしくはTeam memberと表現します。また日常会話では役職、担当ポジション名 (Account manager, Assistantなど) で話しSubrodinateという表現はほとんど使用しません。ですので、部下を直訳してSubordinateと表現するのは違和感があるため、履歴書の表現でも避けていきましょう。例えば以下のような表現。
売上を倍増させた
売上を3年間で2億円から4億円へと倍増させた。
Doubled annual sales within 3years, growing sales from 200 million yen to 400 million yen.
2倍の表現はDoubled, 3倍はTripledなどと表現します。また規模の具体的な表現も2倍の結果をより詳細に示す、担当領域の規模感を表すために金額や規模に関しても追加します。
新商品企画を担当した
Led development and market launch of new product XX generating $3 million in annual sales.
簡潔に書いていますが、新商品企画は様々なスキルや経歴を示せる経験です。例えばここにR&Dと働きながら進めたものがあれば collaborated with R&D team といったように異なる部門でのメンバーを率いてプロジェクト推進をしていることなどもアピールできます。
いかに具体例を示し、明確、簡潔に結果を示せるか
使用頻度が多い表現を簡単に扱いました。実際のレジュメにおいては、具体例を明確に示しつつ長くなりすぎない簡潔な表現が求められれます。そのため通常は I managed XX などの 主語も省かれることが一般的です。
日本語のフォーマットやテンプレートなどに触れた前回記事
英文で具体例を明確化をしたら、日本語での履歴書も見直しましょう。推敲を重ねるにつれてより具体性が増して行きます。