外資系への転職 - 先ずは何から手をつけるのか
早急に転職を考えているわけではなくとも、転職サイトへの登録はオススメです。
転職するわけではなくとも、コチラの経歴を定期的に整理することで自分自身を見つめ直すこともできますし、ヘッドハンターからの連絡も来る可能性があるという点でも非常に有益です。
登録時には職務経歴書があるとヘッドハンターの目にかかりやすく早いうちに取り掛かってみるものをお勧めします。
外資系のヘッドハントも多数あるビズリーチ
実はビズリーチは日本にある外資系法人であれば、サイト経由で転職やヘッドハンティングがかなりきます。
私自身も登録をして直ぐにヘッドハンターから連絡があり、現在も月に3〜4件は平均して案件を提示され、中にはヘッドハンター経由で転職マーケットに出てくる前の非公開案件の提示を受ける事も存在します。
何よりこのサイト内で履歴書、職務経歴書を書き出すことができるため、先ずはとりあえずは履歴書を登録して様子を見ておくという活用方法が推奨です
外資メーカーのマーケティング部の求人例
早速ですが、以下は某外資系メーカーでのマーケティング部の求人票。企業に関しては、外資系ながら日本中の誰もが知るような製品を作っています。以下抜粋ですが、このような外資系のポジション案件が結構あります。
【募集ポジション】
- ブランドマネージャー、及びブランドトレーニー
【経験】
以下のいずれかの経験において、企画立案だけではなく導入、実行、実施分析まで一連のフェーズに関わったことがある方
- 新しい事業へのサービスの企画・開発の経験(プロジェクトは問いません)
- 数値分析に基づく営業・業務プロセス改善の経験
【言語】
- 英語ビジネスレベル・または日常会話レベルで今後ビジネスで使用していくことに抵抗なく、意欲がある方
【想定年収】
- 900万程度まで
【選考プロセス】
- 一次面接 マーケティング本部シニアマネージャー、人事
- 二次面接 マーケティング本部長、人事
- 最終面接 社長(※マネージャーレベルでの採用の場合)
職務経歴書のテンプレートやフォーマットも充実
ビズリーチ内の職務要約、職務経歴の登録。こちら実は以下の点で結構有用だったりします。テンプレート、フォーマットが既に組み込まれているため、後は入力するだけです。
- PDFで出力可能
- 面接本番ではないので、リスクはなし
- 様々なエージェンシーやヘッドハンターが見ている、検索をかけている
- 一度書いてしまえば後は放置して待つのみ
ビズリーチでの職務経歴書の書き方
以下登録後へ時間がかかるであろう職務要約、職務経歴の一例を参考のため載せておきます。これはあくまで一例なので実際の自身の経歴やスキルに合わせる必要はりますが、イメージを掴むために。
Step1 - 先ずは登録
- ビズリーチサイトにて登録
会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』 - その後はヘッドハンティングや求人をチェックしつつ、定期的に職務経歴をアップデートする
Step2 - 職務要約の書き方
職務についての要約のセクションです。ここでは要約ですので、この後に述べる職務経歴書をまとめたものにすると良いです。
以下の3点に簡単に触れて300字程度で収めていきましょう。
- 職務内容と期間
- 持っているスキルとアピールポイント
- その他特筆すべき経験内容や語学経験など
以下はマーケティング業務に携わっている職務要約の一例。
会社名XXのXXX部門に新卒入社後、以降XX年間一貫しマーケティング戦略策定から実行までを担当。延べX事業、Xブランドのビジネス成長、顧客ニーズ発掘から新商品企画の経験から、(1)マーケティングプラン(テレビコピー、デジタル、店頭展開、PRまで)の作成と実行 (2) ポートフォリオマネジメントとブランディング戦略策定 (3)新商品発売の企画から実行まで(市場調査設計から実行まで)を得意としております。これまでに日本国外の市場担当(欧州、アメリカ、韓国、タイ)、外国人(アメリカ、カナダ、韓国、オーストラリア、インド、中国)の上司、欧州、米国駐在を経験し、英語はビジネスレベルで使用可能。 文字数300字程
Step3 - 職務経歴の書き方
こちらは担当してきた職務を区切りとして担当職務、そこでの成果、身についたスキルなどをまとめて行きます。
過去の業務、担当毎に整理するもの。実はかなり時間はかかる為根気がいる箇所ではりますが、一度書き上げると面接などでも話す整理となる為、先ずは完璧でなくても良いので書き上げてしまいましょう。
以下は先ほどと同様、マーケティング業務に携わっている職務要約の一例。
コーポレートキャンペーン、デジタル、CRMプログラム 20XX年 4月 - 20XX年 12月
コーポレートマーケティング部所属 日本市場におけるコーポレートマーケティング部門の立ち上げ(米国人の上司含め3名)として、日本市場でのコーポレートキャンペーンを担当。米国本社から出向してきた上司へのレポート経験から、自律しプロフェッショナルとして働くことを学ぶ。優れたマーケティングプラン、戦略策定により、部門全体での表彰(500名中5名) 及びグローバル表彰 (世界での事前20プロジェクトの内3プロジェクトが表彰)
- コーポレートマーケティング日本担当
- デジタル・CRMプログラム
その他の職務経歴の一例
XXX事業部XXXブランド 2018年 4月 -現在
社内にて最もマーケティンング予算を抱えるXXXチームへ移動。(年間のマーケティング予算XX)日本・欧州・米国におけるXXXのマーケティング戦略から実行までを担当。2018年でのブランド初の市場シェア1位を達成。またグローバルでの新製品企画も兼務
- 日本・欧州・米国市場における各種マーケティングプラン(テレビコピー,デジタル、店頭企画、パッケージ、PR、プロモーション)の作成から実行
- グローバルイノベーションの為のコンセプト作成と調査まで
- プロジェクトリーダーとして、新製品、新企画の発売を企画から実行までを複数組織、外部エージェンシーを率いて推進
まとめ
ヘッドハンターから連絡があれば、転職への興味がなくとも、その後、より良い案件に繋がることもあるためにキャリア相談や希望案件を伝えておくと良いでしょう。
また定期的に履歴書や経歴書は更新、修正していきます。その他、転職関連は以下も参照ください。
参考記事
ビズリーチでの事例
ビズリーチ内の転職関連の記事も参照に。やはり本業だけあって参考になります。
未経験から外資系マーケティングへの転職
参考 採用担当が解説 / 未経験でも可能、外資系マーケティングへの転職