もっと思いやりのあるよりよい社会を気づく為に、考え、行動するきっかけを作りたいと思ったのだった。 - Robert K. Greenleaf
一番大切なことは単に生きることそのことではなくて、善く生きることである - Socrates
今日はマーケティングとは違いますが、ここ数週間で同じフレーズを異なる機会で触れたので。世の中がより良くなる為にはそんな壮大なテーマを考えて活動している人はこの世の中ではごく僅かだろう。人は見えにくい抽象的なものより、自分自身の身の回りにあることの方が大事だ。
世の中のほとんどの人はあなたが起こしたことを知ることはない。
歴史に名を残すような偉人でなければ、何か世の中を変えられない。そう思って行動を諦めたり、他人事だと思ったりする。誰しもが知っているような、例えばスティーブジョブスがiPhoneを世の中に売り出した。そんな変化に比べればあなたが起こした変化はとてもとても小さくて、世の中のほとんどの人は知らないだろう。
それでもあなたの起こすことには価値がある。
人が生きた価値というのは、自分がいた世界と自分がいなかった世界の引き算だ。自分の行動や存在が、周りの人にとって一つでも良いものとなったら、それは自分自身が世界を良い方向へ変えたと自信を持って良いのだろう。それはとてもとても小さいものかもしれない、それでもあなたの行動が生み出した変化には価値がある。
世の中を変えることは自分の周りを変えること。
「世界を変える」と大それたことを言うつもりはないけれども、自分の仕事を通して人々の暮らしが以前よりも良くなる。自分の行動を通して、人々が良い行動をするような影響を与えられる。それは十分に世界を変えたに違いない。そしてそれは十分に生きた価値のある、良い人生だったと言えるのだろう。
マーケティングや営業、仕事と割り切ってしまえば、いかに商品を良く見せるかなどについつい目がいきがちですが、人に良い影響を与えられること、仕事を通じて人々の暮らしをちょっとだけ良くする。そんな変化を起こすことを考えれば、どんな職業もワクワクするものに変わる気がしないだろうか。
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